トップメッセージ

「安全・健康・環境」「正直・誠実・公正」こそが私たちの根底を成すもの

120年を超える歴史

私たちが事業を開始したのは、1893(明治26)年。120年を超える長い歴史の中で培った世界最先端の技術、ノウハウを最大限活用し、くらしを支えるエネルギー、付加価値の高いサービスや製品の提供、そしてよりスマートなライフ&ビジネススタイルを提案しています。

東燃ゼネラルグループは、かつてのモービル石油、エッソ石油、東燃、ゼネラル石油の4社をベースとする製販一体の企業グループとして、2012年6月に新たなスタートを切りました。その後も、2013年にはNUC(旧日本ユニカー)の完全子会社化、2014年にはMOCマーケティング(旧三井石油)および極東石油工業の事業の統合を進めるなど、コアビジネスの一層の強化に努めています。

コアビジネスの強化

私たちは、我が国トップレベルのエネルギー効率を誇る石油精製工場で石油製品を生産し、信頼のブランド「エッソ」「モービル」「ゼネラル」で販売を行っています。全国でおよそ3,400カ所のSS(サービスステーション)を展開しています。このうちセルフSSブランド「エクスプレス」は1,100カ所を超え、また、コンビニエンスストア「セブン‐イレブン」との複合店舗も120店舗を超えるなど、拡大を続けています。潤滑油製品は、「Mobil 1™(モービル1)」に代表される世界最高レベルの技術を活用し、自動車の燃費改善などを通じて日本の省エネ、温室効果ガス削減に貢献しています。石油精製プラントと一体化した石油化学プラントでは、高付加価値、高品質の石油化学製品を生産し、国内のみならず海外のお客さまへも、便利で豊かな生活を支える製品を送り出しています。

成長分野、海外への事業展開

経営戦略として、これらコアビジネスの強化に加え、成長分野および海外への事業展開を掲げています。成長戦略の一つである電力事業については、2016年4月に全面自由化された電力低圧市場で電力小売販売を開始しました。海外においては、オーストラリアで石油製品の販売・供給体制を構築し、燃料輸入ターミナルの建設を推進しています。さらに、2015年末には、国際的な競争力を有するアジア有数の総合エネルギー・資源・素材グループとして発展し、エネルギーの安定供給を通じて持続可能で活力ある経済・社会の発展に貢献することを目指し、JXホールディングス株式会社との間で経営統合に向けた基本合意書を締結しました。

グループ理念体系の構築

私たちは、グループがさらなる成長を遂げるため、2015年、新たにグループ理念をまとめました。策定にあたって、まず当グループの根底を成すものについて考え、議論した結果、それは「安全・健康・環境」「正直・誠実・公正」であることを再確認しました。

当グループは、長年にわたって企業倫理を重視する組織風土を培ってきました。また、「安全・健康・環境」の確保が操業の大前提であることを徹底してきました。その結果として、従業員休業災害発生率の低さは業界トップレベルを維持し、省エネルギーについてはエネルギーベンチマーク達成事業者として経済産業省より認定されています。経済産業省および東京証券取引所が選定する「健康経営銘柄」にも2年連続で選ばれ、従業員の年次有給休暇消化率は95.0%(2015年実績)と、日本の企業の中で屈指の高さを維持しています。

新しいグループ理念では、「安全・健康・環境」「正直・誠実・公正」を中心に据え、7つの項目から構成される「私たちの価値観」を宣言しました。この「価値観」は、ビジネスのさまざまな場面において、私たちが常に念頭におき、判断や行動の基準・指針とするものです。グループ理念で発表した、当グループが果たすべき使命や、私たちがくらしや社会のために提供できる価値(ソリューション)は、いずれも、この価値観を起点としています。

さらに、この理念を凝縮したスローガン、「考えぬく。明日あしたを動かす。」を策定しました。これは、「合理的に本質を考えぬく“賢明さ”」と「スピード感を持って確実に行動し、未来に変化をもたらす“情熱”」という、大切な姿勢を表したものです。新しい歴史を切り拓くため、グループの役員および従業員が心を一つにし、ともに考えぬき、ともに明日を動かしてまいります。

2016年4月

東燃ゼネラル石油株式会社 代表取締役社長武藤 潤